TUMUGIプロジェクト
誰もが社会で役割を持ち、生き生きとそれぞれが望む暮らしが実現できる社会を目指す。
『TUMUGIプロジェクト』は、NPO法人「ともつく」と着物アップサイクル専門店「彼方此方屋」との協働により、廃棄予定の着物を再利用し、伝統的な「裂織」技法で新しい商品を創出する新しい取り組みを始めます。この取組は、京都の着物文化を守りつつ、環境保護への貢献も果たしています。
- また、当プロジェクトは、万博の理念と連動し、持続可能な発展を目指すコミュニティを形成します。従来のリサイクルを超え、社会的包摂を実現するため、高齢者、障がい者、引きこもりの若者などが、製品作りに関わり、社会的役割を果たしています。着物のリユースを通して「人」と「もの」を結びつけ、新たな価値を持った商品を世に広めることを目指しており、地域社会の活性化と文化的継承に重要な役割を担っています。
- 実施主体
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NPO法人地域共生開発機構ともつく
OCHIKOCHI株式会社 - 実施場所
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クリエイティブハウス京都F邸 及び、
福祉施設、地域の各種居場所 - 実施時期
- 万博期間前~期間後も継続
- 関連サイト
- 問い合わせ窓口
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ともつく 担当:田端(090-9867-6935)
- 万博後の取組
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裂織の作業工程を多様な実施主体で分業し、様々な事業体との協力の上、京都の伝統文化である着物のアップサイクルによる環境と伝統文化の保全を推進するとともに、誰もがいきいきと地域社会の中で共生できる社会を目指し、活動を広げていく予定である。